アメリカで楽しんだ公道を走る「自由」を日本でも
Masa/会社経営/神奈川県茅ヶ崎市在住
日本ではなく、アメリカ西海岸で、いち早く電動キックボードに乗っていたというMasaさん。
海外で利用経験がある彼が、E-KONを選んだのはなぜか。日本の公道を走るE-KONの魅力と楽しみ方を聞いた。
アメリカ西海岸での光景
数年前、日本で経営をしながら、アメリカのシリコンバレーとロサンゼルスでも会社を経営していました。
アメリカは車社会なので、近くに行く場合やちょっとした移動でも車を使います。そうした文化のなか、新しく登場した電動キックボードは、移動手段として手軽に利用できる上に利便性が高く、多くの人に受け入れられていました。
そして、2018年当時、西海岸では電動キックボードのシェアリングサービスが始まっていました。
電動キックボードは駐車場がいらない上に、シェアリングサービスは決められた場所に返却する必要がない。いわば乗り捨てに近い形です。
そうした気軽さもあり、電動キックボードのシェアリングサービスは爆発的に人気を集めていました。
僕も、買い物や気分転換によく利用していましたね。
実は、こうした電動キックボードのシェアリングは、カルフォルニアのサンタモニカが発祥なんです。
サンタモニカというアイコニックな海岸の街で、電動キックボードで移動するという北米ならではのシチュエーションはもちろんですが、電動キックボードの自由さと身軽さを肌で感じられたことは、先進的な体験でした。
日本でE-KONを選んだ理由
帰国後、日本にも電動キックボードがあれば良いなぁと思っていたんです。
それも、西海岸と同じように公道を走れることがポイントでした。
2017年頃は、公道を走れる電動キックボードは日本にはまだなかったように思いますが、次第に規制も緩和されてきて、公道を走れるものがこの数年で出てきましたよね。
そこで、「公道が走れる」という条件で、色々な製品を比較検討したんです。
公道を走る前提なので、比較検討の際には出力やタイヤの太さや大きさなど細かくチェックしましたね。
そのなかでも、欲しいなぁと思ったのはE-KON。選んだ理由を挙げるとすれば、直感です。見た瞬間に「かっこいいなぁ」と。
日本の会社がつくっているということあり仕様もしっかりしているし、規制もクリアしているだろうから、不安はなかったです。
ロサンゼルスで電動キックボードに乗っていたこともあり、雰囲気は知っていたので、すぐにE-KONを注文しました。
実は、製品が届くのを待っている時に、E-KONの方が湘南に来る機会があって、「試乗してみませんか?」と声をかけてもらったんです。
注文をした後でしたけど、実際に乗ってみるとすごく安定した走りで。乗り心地も快適で、ロサンゼルスで乗っていたものと遜色がない。
湘南で試乗したこともあって、アメリカで過ごした当時のことを色々思い出しましたね。
あと、実機を見て想像以上に良いと感じたのが、車体です。
必要最低限の機能を備えながら、黒を基調としたカラーリングとシンプルなつくりで、間違いないなと。届くのが楽しみでしたね。
プライベート以外でのE-KONの活用方法
E-KONは、プライベートではなくビジネスで利用しています。
事業のひとつにワーケーション空間の運営があって、2020年に鎌倉の七里ヶ浜にワーケーションスペースをオープンしました。
そこで、運転免許を持っている利用者の方に、散策や気分転換、ちょっとした買い物とかに使ってもらおうと思って。
散策しながら海辺を走っても良いし、休憩がてら近くのカフェを利用する時の移動手段にしたりとか、良いですよね。
テレワークが「普通」になりつつある今、自宅で仕事をしているとオンとオフの切り替えが難しいと感じる方が増えたと思うんです。
そんな時に、仕事をしながらも家族でプチ旅行のような感覚で利用できたり、商談や打ち合わせで使えるプライベート空間として使える場所は、今後ますます必要になると思います。
このワーケーション空間を利用してもらうことで、海辺の秘密基地のようなワーキングスペースの快適さや開放感を、より多くの人に体験してほしいと思っています。
その点、E-KONは、そうしたワーケーションならではの自由さにぴったりだと思います。
プレオープンの際には、利用者の方で実際にE-KONに乗られて散策されている方もいました。
七里ヶ浜は、鎌倉市街地と江ノ島方面の中間地点にあるので、どちらにも行くことができるんですよね。
E-KONなら時間もかからないし、電動キックボードならではの開放感もある。休憩時間に楽しくリフレッシュできると、好評なんですよ。
海沿いの街こそE-KONが合う理由
私は茅ヶ崎在住なのでよく分かるんですが、海沿いの街って移動に時間がかかるんです。
湘南は海辺の国道が渋滞することはしょっちゅうで、ちょっと移動したいだけなのに渋滞にはまって予想以上に時間をロスしてしまったり。
渋滞を避けようと思って国道以外を選択した場合でも、海沿いは道が狭い。
じゃあ、車を使わずに公共交通機関を使おうと思いますよね。でも、その場合、遠回りになることが多いんです。
このように、湘南近辺では移動に時間がかかってしまう。
その点、E-KONは狭い道でもスイスイ移動できる上に、駐車は場所をとらない。小回りがきくのも電動キックボードならではですよね。
僕自身でいえば、仕事の打ち合わせの移動でE-KONに乗ることがありますが、これまでとは違って、狙い通りの時間に到着できるのが大きな変化です。
海沿いならではの移動の問題が、E-KONで解決できました。
そして、海沿いは歩くだけでも気持ちが良いけど、ぜひ一度E-KONで走ってみてほしい。
バイクでもなく自転車でもない開放感は、やみつきになりますよ。
MasaさんのLIFE with E-KON
E-KONでつくる「暮らしやすさ」
Masaさんは、自身が経営する鎌倉・七里ヶ浜のワーケーション施設でE-KONを活用している。
ただ、Masaさんが違うのは、E-KONを移動手段としてだけでなく、「暮らしやすさ」を調べるツールとしても機能させている点だ。
ワーケーション施設の場合、様々な利用者が訪れる。その特性を利用して、どんな指向性をもって鎌倉エリアを走って楽しんでいるのかを可視化するため、E-KONにGPSを付け、データを集めているという。
移動に関するデータを集めることで、バスや鉄道ではアクセスしづらい観光のホットポイントで、どのような移動が最適なのかを把握し、改善策を導き出せる可能性があるのだ。
こうしたデータは、事業に使えるだけでなく、地域活性化のデータにつながるのではないかとMasaさんは考えている。
経営者ならではの視点で、E-KONを暮らしに役立てているのだ。