E-KONist No.5

電動キックボード 公道 沖縄 デザイン

車好きの「青年」がたどりついた21世紀のシティバイク

新井崇史/デザイン会社経営/沖縄県那覇市在住

電動キックボードの購入を決める人のなかには、目新しさやスタイル性が理由となる場合がある。
新井さんの場合、乗り物としての魅力が大きな理由だという。移動手段としてのE-KONの特徴について聞いた。

 

南国特有の気候のなか車以外の移動手段が必要に

沖縄県那覇市でデザイン会社を経営しているので、仕事の関係で市街地にある沖縄テレビに行くことが多いんです。
以前は、事務所から車で移動していたんですが、契約していた月極駐車場がコインパーキングになってしまって。
ここ最近、那覇市の地価は高くなる一方で、新しい駐車場を探そうにもなかなか見つからず、仕事のたびにコインパーキングを使わざるを得なくなったんです。
経費もかさむし、車以外で市内を移動できる方法がないかなぁと探していました。
南国特有の気候もあるので自転車は避けたい。そこでバイクも検討しましたが、那覇の市街地にはバイクを停められるところがないんです。あと、沖縄は車社会なので、車に積めたり、折りたたんで事務所内まで持ち込めるものがないかなと。
色々と模索して悩んでいた時に、クラウドファンディングサイトのMakuakeで、電動キックボードなるものがあると知って。
「これだ!」と思って。すぐに購入を決めました。

 

公道を走れて車に載せられる電動キックボード

当時、Makuakeでは電動キックボードがいくつかありましたが、E-KONを選んだ理由は3つあります。
ひとつは、「公道を走れる」ということ。那覇市内を移動する際に乗ることが大前提なので、法律を遵守していて、自転車やバイクのように公道を走れるという条件は欠かせませんでした。その点、E-KONはしっかりとクリアしていました。
2つ目は、「親子積み」ができるということ。仕事で使う車の荷台に乗せられるというのが非常に魅力的だと思いましたね。
当時は、車に積める折りたたみ自転車を使っていました。だけど那覇市内を移動するには自転車では暑いし。
次は折りたたみタイプの電動自転車を買うしかないかなぁと思っていたんです。
そんな時に電動キックボードを知って、さらにE-KONは電動自転車に比べると、よりコンパクトということがわかって。
こりゃ電動自転車より断然いいなと思いました。
3つ目は、「保安基準をしっかりと満たしていた」ことです。Makuakeで知った他の電動キックボードは、そのほとんどが、車体を海外で製作し、ワイパーやウィンカーといった保安器具は車体を輸入した後に国内で後付けしているものが多かった。
その点、E-KONは自社開発なので、国内の基準を満たした保安器具を製作時から搭載していて、しっかりしているなと。
そこで、僕にとって初号機となるE-KONの初期モデルを購入しました。

 

いじって楽しむオリジナルE-KON

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現在、初号機は人に譲って、今はE-KON grande PLUSを2台持っています。
実は、元々車いじりが好きなんです。若い頃は、乗っていたミニクーパーのエンジンをバラしたりしながら、独学で自動車工学を学んでいました。やがて仕事が忙しくなって、会社を立ち上げたりしていると、そういう時間もなくなっていきました。
そんな時にE-KONに出会って。時間を忘れて愛車をいじる楽しさを思い出しましたね。
いじると言っても、もちろん自己責任ですよ(笑)
実は、ちょくちょくいじっていたE-KON grande PLUS の1号機がある日動かなくなってしまって。修理のために送るにしても、沖縄なので送料がかかる。
じゃあ自分で原因を探ろうと思って、一つひとつバラして、部品を変えていきました。モーターも変えたんですが直らなくて。
結局、バッテリーが原因ということがわかったんですが、バッテリーが届くまでに足がなくなるのは不便。
ということで、E-KON grande PLUS の2号機を購入しました。まぁ、2号機と一緒にバッテリーが届いたんですけどね(笑)

 

夢を叶えてくれた電動キックボードE-KON

E-KONを選んだ理由のひとつに「親子積み」ができることを挙げましたが、実はこれ、昔からの夢だったんです。
1981年(昭和56年)に、ホンダがシティと同時発売した原付モデルのトランクバイク「モトコンポ」を大学生の頃に知って、憧れていました。当時はすでに販売されていなかったんですが、シティに搭載するためだけにつくられた超小型二輪で、乗り物なのにポータブル。しかも、ハンドルとシートは車体内に収納できるんですよ。
四輪に二輪を搭載することで、バイクと車という2つの乗り物の可能性が広がるんです。良いでしょ。
ホンダシティもモトコンポも手に入れることはできなかったけど、あれから数十年経った今、トヨタのプリウスにE-KONを積んでいます。現代版にはなりますが、憧れの親子積みが実現できました。

今や生活に欠かせなくなったE-KONですが、仕事の移動はもちろん、飲み会の際にはE-KONで会場に行って、帰りはタクシーに積んで帰ることもできて非常に便利です。
今後は、2台あるうちの1台を社員用にしようと考えています。ここ沖縄で、さらに大活躍してもらう予定です。

 

新井崇史さんのLIFE with E-KON

電圧を変えることでオリジナル機能を追加装備

車いじりで培った自動車工学の経験を生かし、配線や電圧を変えることでE-KONに独自の機能を搭載。以下の機能以外にも、ドリンクホルダーや多少の収納ができるバッグを装着している。ヘルメットにはLEDを装着。点滅させることで、道路上での視認性を高めたという。
※電圧の変換や追加装備等に関しては、所有者の自己責任のもと行われています。故障や不調が生じた場合、E-KONの保証の対象外となります。

 

コンバーターを装着することで、本体のバッテリー電圧48Vを車やバイクの規格である12Vに変換。これで、バイクや車の電装品が使えるようになった。

 

変圧により、車で使えるUSBの充電器に装着が可能に。スマートフォンの充電はもちろん、バイク用のドライブレコーダーを装備した。

 

E-KONのウィンカーはハンドル部分に付いているが、新井さんはリアウィンカーを追加装備。バイクショップに売っていたウィンカーを使っている。

 

車の荷台への積み下ろしの利便性を考え、キャリーハンドルとショルダーフックを装着。キャリーハンドルはマジックテープでネック部分に取り付け、ショルダーフックはリアフェンダーにフックを付けることで対応。
リアタイヤの車軸がずれないように、フックの装着にはボルト部分を避けているのもポイント。