E-KONist No.2

電動キックボード 公道 写真家 世田谷

電動キックボードに乗って気づいた東京の景色

MOMOKA/写真家/東京都世田谷区在住

写真家 MOMOKA

都会で暮らしていると、移動はストレスになることが少なくない。だから、「方法」を変えるのもひとつの手だ。
自転車や車では得られない特別な体験を生み出してくれる電動キックボードの魅力を、MOMOKAさんに聞いた。

 

上京後の慣れない生活で移動に悩む日々 

海外で暮らした経験から、写真家になることを目指した私は、20歳の頃に上京してきました。
一年間バイトをして、お金を貯めてからの上京です。
カメラの経験は一切なし。知識も経験もないところからのスタートだったので、アシスタントをしながら一から覚えていったんです。
それまで山に囲まれた場所で暮らしていたので、東京で暮らすのは初めて。
東京は水がおいしくないなぁとか、小さなことですが、最初は地元と東京の違いに慣れるのが大変でした。

仕事も初めてのことばかりだったから、戸惑うことも多かったです。なかでも嫌だったのが、電車です。
特に、地下鉄が本当に苦手です。地下鉄は「地下に潜る」というイメージがあって、できれば乗りたくない。
乗っていても外が見えないし、なんだか閉塞感を感じてしまって。
だから、電車よりバス、どうしても電車に乗らなければいけないときは地下鉄を避けるルートで移動をしていました。
ただ、そういう移動もなかなか大変で。やっぱり公共交通機関は苦手だったので、自転車を買うことにしました。買ったのは、大手の家電量販店で購入したシティサイクルです。
電車やバスに比べて時間はかかるけれど地下鉄に乗ることなく移動できるので、仕事だけでなくプライベートでも、自転車をこいでどこへでも行っていました。

 

電動キックボードE-KONで変わった東京での暮らし

東京在住の知人が、E-KONに乗っていたんです。
私、東京での移動は自転車なんですって話をしたら、「電動キックボードはすごく良いよ」と教えてくれて。
E-KONは公道を走れるし、機能性も良いからということで、その方の電動キックボードを貸してもらえることになったんです。
電動キックボードの存在は知っていましたが、日本で乗れるものがあるとは知らなくて。
地元にいた時、フランスの会社が販売していた大人向けのキックボードに乗っていたこともあり抵抗はなかったので、すぐに乗ってみることにしました。

乗ったら、もう最高でした。電動なのでこがなくていいから、まず疲れない。あと、E-KONに乗っていると、風が本当に心地良いんです。
目線がいつもより高くなって、風を受けながら走ると開放的ですごく気持ちが良い。人混みとは無縁の世界でした。
あと、これが本当に大きな変化なんですけど、電動キックボードに乗ったらなんだか、東京が違う街に見えたんです。
上京してから色々なことがあったけれど、「この街も悪くないな」と初めて思えました。
公道走行が可能な電動キックボードだから歩道を走れないので、最初は「大丈夫かな」という思いは確かにありました。風に影響を受けて倒れたらどうしようって。
慣れるまでドキドキしましたが、すぐに慣れました。安定感があるし、思ったよりスピードが出るので移動がすごく快適。
自転車にかけていた時間とは比べものにならないくらい東京での移動が楽になりました。
あと、街の景色を見ながら走れるのが本当に良いですね。
ここ撮影で使えそうだなって、ロケハンしながら移動できるのも電動キックボードの良い点です。

 

電動キックボード 公道走行 ロケハン おすすめ


女性でも扱いやすい電動キックボード

仕事柄、早朝や深夜に現場に行かなければいけない時があるので、電車やバスが動いてない時でもE-KONがあれば自由に移動できるのも良いですね。
車で移動する場合は、E-KONで集合場所まで行って、折りたたんで車に積めるのも電動キックボードならではの便利さです。
結局、E-KONがない生活は考えられなくて。半年間借りた後、E-KON grande PLUSを購入しました。
坂道も登れるし、借りていた初期型のE-KON grandeよりバッテリーがより長く持つような気がします。
ボード部分も大きくなったので、乗り心地もより良く感じます。
公道走行ができる電動キックボードは男性が乗っているイメージがありますが、女性にもおすすめです。
簡単に折りたためるし、玄関に入れて充電できるから、とても便利です。

 

E-KONで思い出した「なんでもできる」ワクワク感

E-KONに乗って思い出したのが、「なんでもできる」っていう高揚感です。そもそも私が写真を始めたのも、この高揚感を感じたから。
私は、中学生の頃から、海外に行きたいという夢を持っていました。
その夢を叶えるために、中学を卒業後は通信制の高校に通いながらバイトをして、海外渡航の資金を貯めました。
海外に行くためにはいくつか手段があって、最初は留学も考えていたんです。だけど、貧困国を中心に世界中を旅することにしました。
ケニアにはじまり、東南アジアや中東、ヨーロッパやアイスランドをめぐり、1年間で15カ国を旅しました。
最後に訪れたのがスペイン。当時、スペインはアフリカからの難民の受け入れに関するデモが行われていて。
なぜ移民を受け入れないのか、というデモを肌で感じているときに、スペインの写真家が撮影した難民の写真を見たんです。
貧困で苦しむ人々の姿を世の中に伝えるために、自分には何ができるのかを探していた私は、衝撃を受けました。
「私のやりたいことは写真だ」と。
その時、「私はなんでもできる」って高揚感があったんです。
自動車免許を取った時もそうですよね。「これでどこへでも好きな時に行ける」というワクワク感。

旅に出る時、免許を取った時。そして、カメラの道に進むと決めた時。その時と同じ高揚感をE-KONに乗って感じました。
今後もどんどんE-KONに乗りながら、新しい「ワクワク」に出会えたら良いなと思っています。

 

MOMOKAさんのLIFE with E-KON 

休日の買い物はE-KONでお気に入りの店へ

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写真家として忙しい日々を送るMOMOKAさん。仕事の移動でE-KONを使っているが、休日の買い物や外出の移動の際にも公道走行可能な電動キックボードE-KONが大活躍しているという。
写真は、家の近所にあり、よく通う店。昼は、彩り豊かな新鮮な野菜を袋に詰め放題で販売している八百屋、夜は居酒屋になるという一風変わった営業スタイルだ。MOMOKAさんは休日になると、ここで野菜を購入し、自炊をしている。

 

買い物 近場 移動 電動キックボード E-KON 規制緩和

近所での買い物はもちろん、自動車を出すまでもない用事の際、すぐに乗って移動できるのが電動キックボードE-KONの魅力だ。

 

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